水槽に帰らせて

水槽脳仮説信者

転入が一日遅かっただけなのに ~6月2日に消えた支援金~

結論: 支援金貰えません。

どうも既卒ニート・無職一週間に一回しか外に出ない半引きこもりのなきなす、22歳です。最近、キンキンに冷えた豆腐でお腹を壊しました。辛いです。

ずっと物価が上がってますね。最寄りのスーパーだと牛乳1Lが税抜き199円で絶望しました。卵と同じ値段なのだが!?

そんな死に掛け這う這うの体で貯金を食い潰している私ですが、色々調べていたら碌に税金を払っていない無職が受け取れそうな支援金があるではないですか。

救世主の正式名称は「電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金」と言います。

電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金について : 経済財政政策 - 内閣府

内閣府が出しているのだからきっと全国すべての自治体で実施されている施策なはずです。令和5年度のページは存在しませんでしたが…。

 

さて、私の自治体でもありがたいことに支援金の申請を受け付けているらしく、どうやら対象者にははがきで申請書が送られているそうです。7月の初旬までには送付するって。

まだかなまだかな。

…あっと言う間に一ヶ月経ちました。送られてきませんでした。既卒でバイトもせず慎しやかに一人暮らすこの家は、確実に住民税非課税世帯なのに!

市役所に相談に行こうかとぐるぐる悩んでいるうちに、台風が訪れ、お盆になり、大勢を乗せた夜行新幹線が走りました。そして気付いたのです。

そういえば転入日が予定日よりズレてしまったと。

 

5月の終わり、私はありがたい親戚からのお年玉貯金でURを黙らせて一人暮らしを敢行しました。しかしそれ以前は実家で引きこもり、精神を腐らせては親にキレられていました。外から見ても既卒ニートは問題ありなのに、近くにいる親はもっと切実でしょう。

このままだと親は家にいるだけでイライラして怒る。私も部屋から出られない時点で対策を打つ必要がある。そう考えたのでモラトリアムを無理矢理延長戦に持ち込みました。

最初から損切り前提の逃げです。逃げれるだけこの格差社会で恵まれてるのはよくわかっています。貧乏なのに大学まで出し、100万単位のお年玉貯金がある。これを愛じゃないと切り捨てることは流石にできません。

まあ、でも親への感謝より死にたさのほうが強いよ。じゃなかったらとっくに働いてるだろ?

 

無計画家出人間は引っ越しの手続きのことを甘く考えていた。ただ事前に調べた情報によると、国保は月払いなので5月のうちに転入するより、6月になってからのほうが二重払いしなくて済む。これだけは理解できた。

だから本当は6月に入ってすぐ、朝一番に転入届を出すべきだった。しかし、実際はその翌日になってしまった。多分当日は寝てた。

ところで緊急支援給付金の基準日は6月1日である。

これで3万円を失うとわかっていたら出不精はしなかった。しなかったんじゃないかな(過去に大学からの支援金の締切を守れず、ドブに捨てた人間)。

 

私は基準日より一日後に現在の自治体に転入したことになっているため、制度上、前の世帯の一人として計算されている。そしてこの支援金は一世帯につき3万円なので、実家は存在しない私の分も含めて支援金を貰っていることになる。

よって、私の世帯が受け取る支援金はこの世のどこにもない。あるわけない。

だって、1日転入するのが遅かったから。

 

結論: すべての手続きは早すぎるぐらいでいい

 

これから消えた3万円を思って泣きます。ラズパイ、スマホ、…ああむなしい!

金が絡んでもあんまり締切が守れないのは、いっそ理由があってほしい。絶望継続中のなきなすでした!