水槽に帰らせて

水槽脳仮説信者

奨学金の猶予願を出そう! ~スカラネットから「郵送でしか受け付けねえから」と言われたら~

便りはないのはいい便りと聞きますが、死にかけてるから喋る余裕がないだけの、なきなす(22歳無職)です。

もっと残したいことはいっぱいあったんですが、暑すぎて海馬がやられてしまったので、今回は備忘録としてインターネット申請してる人を横目に印刷を強いられた人の一手間をネタにします。

さて、私は日本学生支援機構から第一種奨学金を借りています。しかし23卒既卒無職なので返せるわけもありません。しかも、所得連動返還方式なのでこのままだと「定額返還方式による返還月額の半額」=月額3555円を初年度は払わなければなりません。収入がないのでこれはご免被りたいですね。
……それにしても「定額返還方式による返還月額」がわかりずらっ。

そこで「金ないから今は返せないよ、今は」と先送りするシステムを利用させてもらいます。これにより、上手くいけば合計で(一般猶予の場合)10年は先延ばしできるようです。
なお急いでいる人のために先に書いておきますが、この申請は「返還期限猶予を希望する月(次回返還年月)の前々月末までに提出」しないといけないので、10月から返すことになる3月卒業の人なら8月末までに申請しなければなりません。特に郵送勢はお気をつけて。でも早すぎも駄目*1だよ。

www.jasso.go.jp

 

それではさっそく作業しましょう!
やり方は簡単!なのでここから先は確認なしの記憶だけで書かせてください。マジ勘弁してください。

スカラネットにIDとパスワードを入れて認証が通ったら、奨学金の番号入れてログインして、手続きタブからワンタイムパスワードを発行するためのメール、を貰うためのメールを発行してもらい、もう一度ログインしてワンタイムパスワードを取得したら準備は完了!
いや~控えめにいってシステムが酷いな~。システム開発者は二度手間って言葉知らなかったのか?

愚痴はさておき、苦労して手に入れたワンタイムパスワード奨学金の猶予を選びます。
ここからは指示通りにチェックボックスを叩くだけのお仕事です。
その中に「インターネットから猶予届が提出できるよ!」とぬか喜びさせてくるような記述がありますが、ここで重要なお知らせです。
現時点(2023/07/26)では、貸与を開始したときに家庭の収入が一定より少なかった人は対象外です。なぜなら「返還期限猶予無制限の学種のため」とハネられるから!

説明しよう!以下のページを見ろ!

www.jasso.go.jp

以上だ!(第一種奨学金の奨学生証に書いてあるらしいよ)(猶予年限特例なんて初めて聞いた)

すると、「お前はインターネットからの申請は無理なんで印刷して送ってね」と言われ、書面作成ページへと移動させられます。
私は期間はなる早で、願出事由は新卒にしました。新卒は証明書いらないんだって。新卒カードを初めて使えたかも。


そして最後の入力ページにワンポイント。
極悪チェックボックスに気をつけろ。あいつ、奨学金番号は「正しいものに丸をしてください」って書いてあるのに、個人情報欄は「正しくないものに丸をしてください」って出題する引っ掛けテストみたいな真似してくるから。
だからシステム開発者はUIの勉強してきてほしい。税金入ってるならちゃんとしたデザイナー連れてきてよ。

そんなこんなでここまで進めたあなたの手にはPDFが握られているはずです。
あとは猶予願にサインをし、チェックシートに丸をつけ、合計3枚(+証明書)を封筒に入れ、宛名を書いて切手貼って、ポストにシュゥゥゥーッ!! 超!エキサイティン!

お疲れ様でした。最近暑いので、とりあえずアイス食べましょう。物価がなんでも上がっててちょっと切なくなりますね。

審査には一ヶ月くらい掛かるそうです。なので8月末ギリギリに出すよりは、早めに出して審査結果を待つほうが安心できるかと思います。

ところで、猶予年限特例って猶予の合計10年という期間がないらしいですね。それでいて経済困難で申し込めるのって年間収入が300万以下なんですよ。
そして日本学生支援機構奨学金は死亡か精神・身体の障害で返済が免除されるんです。
……だからといって何を言いたいわけじゃないですよ?
ただ300万稼げない人って3割はいるらしいってだけと、返せるようになるまでに死んじゃう人もいただろうなーってだけで。

 

 

実は色々仕込もうとネタになることやってるのに、メモしてないせいでほぼ忘れた鶏頭のなきなすでした。次回は国保の減免申請で会いましょう。

 

*1:ちなみに、「猶予開始希望月より4か月以上前に提出があった場合は、時期尚早により返送」されます。実質一ヶ月しか提出期間ねーじゃねーか![返還期限猶予制度の申請手続き | JASSO]